高硬度材料切削加工研究開発の紹介
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テオリックが目指しているもの

テオリックが目指しているもの

現在、機上計測を用いた超精密金型部品の高効率切削加工技術の研究を産学官と連携し協力しています。この研究開発の目的は、高硬度材料に対する切削加工技術の確立を行い、放電加工から切削加工へ置き換え工程の短縮を図ることと、マシニングセンタによる機上計測を持った高精度金型加工システムの開発です。これらの技術を用いて、金型部品製造のリードタイムを大幅に短縮して、革新的な加工方法を開発すべく研究に取り組んでいます。

従来の技術では、多種類の機器と工程が必要でした。その段取り換えにより、精度劣化が発生し加工時間とコストの増大が大きな課題となっていました。しかし、新技術では、切削加工と機上計測により、単一設備に工程が集約化・合理化され、段取り替え無しによる高精度保持と、加工時間およびコストの低減が実現できるようになります。