高硬度材料切削加工研究開発の紹介
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研究開発内容

研究開発内容

一台三役を担う機上計測機能をもった高精度金型用加工システムは、5軸用CAD/CAM、レーザープローブ、2軸機構テーブル、工具・加工形状測定装置等を有し、22℃±0.5℃の空調環境を整備。また、振動を防ぐために、0.8mのコンクリートを基礎づくりに使用しています。


研究開発の具体的内容は、次の3つとなります。

1.高精度・微細化に対応した技術開発(機上計測)
2.高効率化に対応した技術開発(高機能CAM
3.高付加価値化に対応した技術開発(データベース)
これらの高硬度材の切削加工と機上計測により、安定した精度保障が確立され事業化を進める上で、電機精密機器、情報端末関連機器、医療関連機器、民生機器など多くの分野へ、大幅なコストダウン、リードタイム短縮、製品精度向上が可能な提案を行うことができるようになります。その結果、大幅な受注量確保も可能となり、売上高50%増が期待されています。

技術的目標値(製作される金型製品)
目標項目 初年度 第2年度 第3年度 事業化
寸法精度 8μ 4μ 2μ 安定した精度保証が得られるよう継続
輪郭精度 10μ 5μ 3μ
仕上げ面粗さ Rz8μ Rz4〜2μ Rz2〜1μ

当研究開発の主軸となる機上計測と5軸加工により、従来の金型加工が抱えていた課題を解決し、より高精度かつ高効率な加工技術の開発を目指しています。この研究開発の結果が、経済波及効果を及ぼし、多くの産業分野へ大きなインパクトを与えることを確信しています。